『はだしの恋唄』
寺山修司

1957年、的場書房、装丁:伊達得夫、署名・カット、78P

18万円

“はだしの恋唄”、“墜ちた天使”、“他人の空”、“泥棒の歌”、“火について”、処女作『われに五月を』刊行後の散文詩集。

恋をするのは忘れること
小鳥や 家や あなたを忘れること
忘れなければ 歌はない
わたしの歌が わたしの明日よ

「・・・この本の作品たちもとうとう僕には充ちたりたものを僕に与えてはくれなかった。シュペルヴェイルみたいに<この貝殻でもなかった>と僕はそれを海へ投げすてて次の貝殻をさがしに行くだろう。
はだしで、麦藁帽子をかむって。」(「僕のノート」より)