大塚久雄「巨万の富―歴史における富豪と民衆」、諸田実「ヤコブ・フッガー―中世の墓掘人」、近藤晃「ジョージ・ホスキンス―十六、七世紀のイギリス・ヨウマン―」、中川敬一郎「ロスチャイルド―世界を動かした金融王国―」、平出宣道「カーネギー―アメリカの大産業資本」、松田智雄「クルップ―ドイツ最大の兵器工場がたどった宿命」など。
「旧約聖書の昔から現代の財閥にいたるまで、巨大な富はその性格を歴史とともに変えながらもすべて民衆の貧困の上に築かれている。・・物持・金持から財閥・巨富への道はどのような道であったろうか。そしてこの道はどこへつづくのだろうか。」(帯文より)