トーマス・クーン
『科学革命の構造』

1971、みすず書房、初、カバー(少焼け)、本体経年少焼け、中山茂訳、四六版、198P

1,000円

「科学における進歩とは何か。世界観の変革は、いかにして起るか。≪パラダイム≫概念を武器として、未開拓のテーマたる≪科学革命≫を鋭く分析し、コペルニクスからボーアまでの科学の歴史に新しい展望を与える。パラダイムとは広く人々に受入られている業績で、一定の期間、科学者に、自然に対する問い方と答え方の手本を与えるものである。思考の枠組としてのこのパラダイムを打壊し、自然についての異なった見方を導入することこそ革命にほかならない。」