ジェイムズ・クリフォード
『文化の窮状:二十世紀の民族誌、文学、芸術』

2003、人文書院、初、カバー、帯、太田好信、慶田勝彦、清水展、浜本満、古谷嘉章、星埜守之訳、菊判、601P

6,000円

ポスト・モダンの旗手として名高い人類学者の代表作。
「誰が集団の真正さやアイデンティティについて語る権威をもつのか。文化や境界や本質的な要素とは何であろうか。民族誌、旅、近代のエスニック関係における出会いに際し、自己と他者はどのように対立し、また、対話するのであろうか。発展、喪失、創造のいかなる物語が、ローカルな抵抗運動についてのさしあたっての理解を示しうるのか。・・・この本は西洋的なヴィジョンと実践についての考察である。」