スーザン・ソンタグ
『反解釈』

1963、竹内書店、初、カバー、帯(少痛み)、高橋康也ほか訳

00円 (在庫なし)

「芸術作品はいくつかに分類しうる内容からできているというきわめて疑わしい理論の上に、解釈は成立しているが、これは芸術を冒涜するものだ。それは芸術を一種の実用品と化し、頭のなかにできあがっている範疇に分類しようとするものだ。・・・批評の機能は、作品がいかにしてそのもであるかを、いや作品がまさにそのものであることを、明らかにすることであって、作品が何を意味しているかを示すことではない。解釈学の代わりに、われわれは芸術の官能美学を必要としている。」