宮地尚子
『トラウマの医療人類学』

2005年、みすず書房、初、カバー、帯、四六版、375P



00円 (在庫なし)

「戦争や経済搾取、差別、環境破壊など、世界はさまざまな<悲惨な経験>で満ちあふれてきた。それらの<悲惨な経験>から学び、二十一世紀を明るく平和なものにしていくこは可能なのであろうか?忘却されるから<悲惨な経験>は繰り返されるのか・それとも<悲惨な経験>は新たな<悲惨な経験>を呼び込んでしまうのか?<悲惨な経験>を生み出す人と、被害を被る人とはどうつながっているのか?公の場の暴力と私的な暴力との関係は?上記のような問いを、トラウマ(心的外傷)という概念を中心に、学際的に考えていきたい。・・」